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リードタイムの短縮

実際に使用する製品は、デザインの美しさだけでなく、機能美を追求しなければユーザーには受け入れられません。
しかし、メーカーとしては形状決定に時間をかけず、早急に製品化したい・・・。NextMEDの造形サービスは、そのような、見た目も美しく機能美も備えている製品の形状確認と機能確認を同時に行うことを可能にします。

強度のある材料で試作・検証

≪ 開発品の実製品としてのユーザーサイドでの機能検証 ≫

~園芸用はさみを実際の園芸家の手に合わせた使い勝手のいいものに改良するために~

製品:園芸用はさみとその専用ケース
ケースの試作品(鋏の出し入れ等、機能検証)
可動部の機能と干渉の検証
グリップ形状確認用試作
(金属部分とのはめ合いの可視化による検証)

金物の町として知られる兵庫県三木市で、オリジナル園芸用具の設計・開発とその製造販売を専門にされている株式会社サボテン様に、新しく園芸用はさみとそのケースをデザインされる際に、NextMEDの3Dプリンターと粉末積層造形機による試作をご利用いただきました。

サボテン様の声

今回は、園芸用はさみのグリップについては、金属部品とのはめ合いや干渉を確認するため、3Dプリンターの透明材料を採用し、ケースにつきましては、可動部等の機能検証や、はさみの収まり具合を検証するため、強度も必要でしたので、粉末積層造形を採用し試作をいたしました。
私たちのオリジナル園芸用具開発の際に求められる、最終形態に近い質感、重量を短期間で実現できる試作品が作成可能で、また、変更も手軽に行えました。
試作後すぐにユーザーヒアリングも可能であり、非常に満足しています。

Before

●業務内容
園芸のプロ仕様の製品開発
一般の園芸用剪定ばさみのグリップ部分のサイズは、園芸家の手の大きさに合わない場合があり、園芸家のニーズを満たすことを第一目的とした園芸用具を開発製造している。
●試作
製品開発時には、アルミなどを手作業で削り出し、試作品を製造。

課題

試作における細かい部分の再現性
手作りの試作品であるため、実製品のための金型を作る際に、なかなか細かい部分の形状が反映できない。
リードタイムとコストのロス
試作から金型製造までの形状決定に時間とコストがかかる。
●強度があり機能検証も行える粉末積層造形での試作
強度があり、可動部の機能検証も行えるナイロン12による粉末積層造形で試作品を造形。
ケースには、実際に剪定ばさみも中に入れた状態で、可動部の機能の検証を行う。
●3Dプリンターの透明材料でグリップ部を試作
透明材料のグリップで試作を行うため、鋏の金属部分も可視化でき、また実際にユーザーサイドでの使用感の検証も行える。
 

After

ユニバーサルデザインを意識したものづくりを開始するにあたり、プロダクトデザイナーにデザインを任せ、3Dデータを元に機能美を追求したモノづくりを実現。
ユーザーサイドで、試作品による実際の使用感の検証も行い、満足いただける製品が完成しました。
また、金型不要で形状の決定が行えるため、開発のリードタイムの短縮とコストダウンも実現しました。